風水では「月のリズム」は、気の流れを感じ取るための大切なサインです。特に新月と満月のタイミングは、エネルギーが大きく切り替わる瞬間。古い気を手放し、新しい気を招く絶好のチャンスとされています。
キッチンは「水」と「火」の気が交わる場で、月のエネルギーの影響を受けやすい場所。だからこそ、月のサイクルに合わせた“リセット習慣”を取り入れることで、金運・健康運・家庭運がより安定していきます。
この記事では、新月と満月それぞれにおすすめのキッチン風水習慣を詳しくご紹介します。
- 新月と満月に合わせたキッチン風水の具体的な実践法
- 月のリズムとキッチンのエネルギーの関係性
- 月モチーフのインテリアや香りで運気を高める方法
なぜ「月のリズム」はキッチン風水に関係するの?
キッチンは「気」を生み出す場所であり、家全体の運気に深く関わるとされます。
そして、古来より人間の生活や自然界は月の満ち欠けの影響を受けてきました。
この月のリズムとキッチン風水を組み合わせることで、より自然と調和した暮らしが実現します。
月のリズムとは、新月から満月、そして再び新月へと約29.5日かけて巡る自然の周期です。
このサイクルは、潮の満ち引きや植物の生長、人の感情にも影響を及ぼすとされ、風水においても重要視されています。
とくにキッチンは「食」「健康」「家庭運」と直結する場所なため、月のエネルギーと調和させることで、運気の土台を整えることができるのです。
新月は「始まりと再生」を象徴し、新しい運気を迎える準備期間に適しています。
一方、満月は「達成と浄化」を表し、感謝と手放しのタイミング。
この二つの節目にキッチンを整えることで、不要な気を流し、良い気を循環させやすくなります。
ただ掃除をするだけでなく、「いつ」整えるかも重要なのが、月のリズムを取り入れる風水の本質です。
月のサイクルを意識することで、日々の習慣に自然なリズムが生まれ、無理なく運気を整えることができるのです。
キッチンは、家庭の「火」と「水」を司る場所。
だからこそ、月のエネルギーに合わせてケアすることで、日常に小さな奇跡や変化が訪れやすくなります。
新月のキッチン風水習慣|新しい気を迎える準備
新月は、「リセット」と「始まり」のエネルギーが満ちる特別なタイミング。
キッチン風水においても、この時期に不要なものを手放し、新しい気を迎える準備を行うことが開運への第一歩です。
ここでは、誰でも簡単に取り入れられる新月ルーティンを3つご紹介します。
① 古い食材・調味料を手放す
キッチンの「気」の停滞は、冷蔵庫や食品棚に残る古い食材から始まります。
新月の日には、冷蔵庫の奥に眠る食材や、賞味期限切れの調味料をチェックしましょう。
不要なものを手放すことで、新しい運気が入りやすくなります。
また、「もう使わないかもしれない」と感じるものは、このタイミングで潔く処分を。
物理的な整理が、気の流れを整え、心にもスペースを生み出してくれます。
月の引力が最も低くなる新月は、排出や手放しに最適な日でもあります。
② 水回りの浄化を行う
キッチンのシンクや排水溝、蛇口などの水回りは「陰の気」が溜まりやすい場所です。
新月のタイミングで徹底的に磨くことで、溜まった不要なエネルギーを流し出せます。
塩水や重曹を使って、ナチュラルな浄化を心がけると、より効果的です。
また、シンクの排水口にレモンの皮を置いたり、アロマ精油で香りを整えたりするのもおすすめ。
五感を使って清めることで、空間のエネルギーがより繊細に整います。
水が清らかであれば、家庭内の人間関係や金運にも良い影響をもたらします。
③ 白いクロスや布で清める
新月には「白」が最も相性のよい色とされています。
白い布巾やクロスでキッチンカウンターや棚、ダイニングテーブルを拭き上げることで、気がリセットされやすくなります。
また、白は「浄化」「浄明」「神聖さ」の象徴でもあり、新しい運気を迎え入れる準備として非常に効果的です。
ふだん使っているキッチンクロスを、新月の日にだけ「白」に変える習慣もおすすめです。
小さな変化が、空間の波動を大きく変えるきっかけになります。
白い布で「拭く」行為は、目に見えない気を整える「気功」のような働きもあるのです。
満月のキッチン風水習慣|感謝と手放しのルーティン
満月は「達成」と「完成」のエネルギーに満ちる特別な時。
このタイミングでキッチンを整えることで、感謝の波動が広がり、不要な気を手放す力が高まります。
心を込めてケアすることで、家全体に豊かさと調和が循環し始めます。
① コンロ周りを磨いて「火の気」を整える
キッチンの「火」は家庭運・金運・行動力に直結しています。
とくに満月は「完成」と「感謝」のタイミングであるため、火のエネルギーを整えることで運気の巡りが良くなります。
五徳やグリル、油汚れをしっかり落とすことで、火の力がクリアに輝きます。
また、磨くという行為は、自分の内面も浄化することにつながります。
火のエネルギーは「行動」や「情熱」に関係するため、このタイミングでのケアは仕事運や目標達成にも効果的です。
心を込めて磨くことで、物質的にも精神的にも「満ち足りた状態」へと導いてくれるでしょう。
② 窓を開けて月光を取り入れる
満月の光は、空間の気を整えると同時に、キッチンに高次のエネルギーを流し込んでくれます。
夜、窓を開けて月の光をキッチンに入れることで、空間が浄化され、新しい気が巡り始めます。
特にシンクや作業台、ダイニングテーブルに月光を当てると、家庭運が整いやすくなるとされています。
可能であれば、キャンドルを灯しながら深呼吸するのもおすすめです。
月光と火の光のコラボレーションは、心と空間の波動を高めてくれるでしょう。
満月の光には「浄化」「癒し」「感情の開放」といった性質があり、キッチンにもその恩恵が広がります。
③ 感謝の言葉を口にする
満月は「感謝」のエネルギーを高めてくれるタイミングです。
キッチンという命を支える場に「ありがとう」と声をかけるだけで、空間の波動が変わります。
調理器具、冷蔵庫、食材、水…どれも日々の生活に欠かせない存在。
それらに感謝することで、自分自身にも優しい気が流れ始めます。
この習慣は、運気だけでなくメンタルの安定や家庭の調和にもつながっていきます。
「ありがとう」を言葉にすることは、最も簡単で、最もパワフルな風水アクションなのです。
月のサイクルを取り入れるおすすめルーティン
月の満ち欠けに合わせた習慣は、自然の流れに沿って暮らすヒントになります。
意識的に月のリズムを生活に取り入れることで、心身のバランスや運気が整いやすくなります。
ここでは、新月・上弦・満月・下弦、それぞれに合ったキッチンでのルーティンをご紹介します。
- 新月(始まり・意図の設定):冷蔵庫の整理整頓、白い布で拭き掃除、料理道具の見直し。
- 上弦の月(成長・行動):旬の食材を使ったレシピに挑戦、家族や仲間と食事を楽しむ。
- 満月(感謝・達成):月光浴、コンロや包丁を磨く、キッチンで「ありがとう」を唱える。
- 下弦の月(手放し・見直し):不要な器や食器の処分、ストック食材の確認と使い切り。
これらのサイクルを意識して暮らすと、月のリズムが無理なく生活に溶け込んできます。
何かを変えたいと感じたときこそ、新月や下弦の月がチャンスです。
月と一緒に整えるキッチン習慣は、小さな一歩からでも確実にエネルギーを変えてくれます。
また、スマホのカレンダーに月のフェーズを登録することで、習慣化しやすくなります。
忙しい日常の中でも、自分と空間をリセットする「月のスイッチ」として意識してみてください。
陰陽五行説について
風水と密接な関係がある、「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」について知っていると、この記事をより理解することができます。
これは中国の古代思想で、宇宙の法則、自然界と人間の関係を説明するための理論で、大きく分けて「陰陽」と「五行」の要素に基づいています。そのうちの「五行」についてご説明します。
「木(もく) 、火(か) 、土(ど) 、金(きん) 、水(すい)」の関連性については、人間関係や日常生活の意外な場面で繋がっているので、ぜひ読んでみてくださいね!
陰陽五行説「木、火、土、金、水」の特徴〜相生(そうしょう)〜
こちらは良い関係(メリット)についてです。
木が燃えて火を生じ、火が燃えたあとは土が生じ、土からなる山には鉱物(金)が生じ、金は水を生じ、水は木を成長させる、というように、順番に相手を強め、生む影響をもたらしお互いに助け合う関係を築いています。
陰陽五行説「木、火、土、金、水」の特徴〜相剋(そうこく)〜
こちらは悪い関係(デメリット)についてです。
木は土の養分を奪って抑制し、火の熱は金を溶かして抑制し、土は水をせき止めて抑制し、金は刃物として木を切り倒して抑制し、水は火を消して抑制するという、お互いが対立し合って運気を低げる関係となっています。
陰陽五行説は「色や季節や方角」に関係がある?
五行説とは、すべての物事が5つの元素から成り立ち、それらの元素が特定の法則に従って影響し合い、変化と循環を繰り返すという考え方です。
色や季節や方角など自然に関することから、政治や経済、また医学など、生活に関することにも用いられるようになりました。
そして余談ですが、五臓では、肝は木、心は火、脾は土、肺は金、腎は水とつながっています。
以上のように風水が深い関わりのある「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」を知っていることで、周囲の環境が変わり、運気アップにもつながっていくのです。
開運を後押しする月のインテリア&アイテム
キッチンに月のエネルギーを取り入れるには、視覚や香り、光を通じて環境を整えるのがポイントです。
月を象徴するインテリアやアイテムを活用することで、空間に「運気の引力」が生まれます。
ここでは、特におすすめの月モチーフのアイテムと使い方をご紹介します。
- 月のモチーフのキャンドルホルダーやオブジェ:キッチンカウンターや棚の一角に、月型のインテリアを置くだけで空間が柔らかくなり、気の流れが穏やかに。
- ムーンソルトや満月塩:満月の夜に採取・調整された特別な塩は、料理に使うだけでなく、皿の上に盛って浄化用としても効果的。
- 月光カラー(シルバー・ホワイト・ブルー)の小物:ランチョンマットやふきん、キッチンタイマーなど、色を月の光に合わせると空間に統一感が出ます。
インテリアのポイントは、「主張しすぎないけれど、自然と目に入る場所」に配置すること。
見るたびに気持ちが落ち着く、そんなアイテムが空間を整えてくれます。
香りも重要なエネルギーの一部であり、月と相性の良いエッセンシャルオイル(ラベンダー・ジャスミン・サンダルウッドなど)を焚くのもおすすめです。
また、キッチンに小さな月のカレンダーを置くことで、自然と意識が高まり、リズムに乗りやすくなります。
インテリアは「飾る」のではなく、「調える」意識が大切です。
月の要素が加わることで、キッチンがパワースポットのような存在に変わるかもしれません。
まとめ:月と一緒に気を整えるキッチン習慣を
月のリズムを取り入れることは、自然と調和しながら日々を丁寧に生きることにつながります。
キッチンという家庭の中心に月のサイクルを重ねることで、暮らしの「気」が整いやすくなります。
それは特別なことではなく、ほんの少し意識を変えるだけのシンプルな習慣です。
新月には手放しと浄化を、満月には感謝とリセットを。
この繰り返しが、あなたのキッチンに新たなエネルギーを循環させ、運気の土台を強くしてくれます。
小さな行動でも、月のエネルギーとリンクさせることで、その効果はぐんと高まります。
ぜひ、今日からキッチンに月を迎え入れてみてください。
月の光とともに、あなたの空間も心も、もっと自由に、豊かに変わっていくはずです。
日々のキッチン習慣が、人生を整える「月の儀式」になる。そんな暮らしを、ぜひ始めてみましょう!
- 月のリズムはキッチン風水に深く関係する
- 新月は不要な気を手放す最適なタイミング
- 満月は感謝と達成のエネルギーで空間を満たす
- 白い布や塩、月光での浄化が効果的
- 月のサイクルごとにルーティンを変えると運気が整う
- 月のモチーフや色を使ったアイテムで気の流れが穏やかに
- 「ありがとう」を唱えることで波動が変わる
- キッチンに月の要素を取り入れるとパワースポットに
- 日常の習慣に月のリズムを取り入れることで自然と調和
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