家の設計や間取りを考えるとき、「お風呂が真ん中にあるのは風水的にどうなの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?
特に新築やリノベーションを検討している方にとって、風水の観点から“凶相”とされる間取りを避けたいという気持ちは当然です。
この記事では、「お風呂 真ん中 間取り 風水」に関する疑問を解消するために、中心配置の浴室が与える運気への影響とその対処法を詳しく解説します。
- お風呂が真ん中にある間取りが風水で「凶」とされる理由
- 家の中心に水回りを置いた場合の運気への悪影響と具体的なリスク
- 中央配置でも運気を下げないための実践的な風水対策
お風呂が真ん中にある間取りは風水的に避けるべき
お風呂を住宅の中心に配置する間取りは、近年のデザイン重視の家づくりで見かけることが増えています。
しかし、風水的には「家の中心に水回りを配置するのは凶」とされていて、注意が必要です。
ここではまず、なぜそのように言われるのか、その根拠を風水の基本から紐解いていきます。
風水での「家の中心」の意味とは?
風水では、家の中心部は「太極(たいきょく)」と呼ばれる気の流れの核となる場所とされます。
この部分には清浄で安定した気が流れている必要があり、汚れや湿気、悪臭などが入り込むと全体の運気に悪影響を及ぼすと考えられています。
つまり、風水において「家の中心」は最もクリーンで静かな空間であることが望ましいのです。
なぜ水回りを中央に配置すると凶相になるのか?
お風呂を含む水回りは、「水」の気を持つとされ、湿気や排水、においなどが溜まりやすい性質があります。
家の中心にそれらを配置すると、悪い気が家全体に拡散し、住む人の健康運や家庭運に影響が出るとされています。
とくに窓がない構造の中央風呂では、換気や明るさの不足がさらなる凶作用を呼び込む原因になります。
真ん中にお風呂を配置するデメリットとリスク
設計上の都合や意匠的な意図でお風呂を中央に配置するケースもありますが、風水の観点から見るといくつかの明確なデメリットが存在します。
ここでは、家相や日常生活に与える影響を具体的に見ていきましょう。
気がこもりやすくなる構造的な問題
家の中心部は、構造上どうしても窓や通気口が設けにくい場所です。
その結果、湿気が溜まりやすく、カビやニオイの原因になります。
風水では「悪い気(陰の気)」は湿った空間に集まるとされていて、室内環境の悪化が運気の低下を引き起こすと考えられています。
健康・運気への影響はどこに現れる?
中央に水場がある間取りは、健康面でのトラブルや人間関係の停滞などを招きやすいとされています。
とくに「太極」が汚れると、家全体の気の流れが乱れるため、体調不良や気力の低下、家族間の不和などが起きやすくなると言われています。
また、金運や仕事運にも悪影響を及ぼす可能性があるため、油断は禁物です。
風水的に見た理想のお風呂の位置とは?
それでは、風水の視点から見て理想的な浴室の配置とはどこなのでしょうか?
間取りを検討中の方にとって、方位の選び方は非常に重要な要素になります。
ここでは吉方位とされる位置と、避けた方がよい鬼門について解説します。
東・東南・北西などの吉方位の特徴
お風呂の配置に適しているとされるのは、東・東南・北西といった方角です。
これらの方位は風通しが良く、自然光が入りやすいため湿気がこもりにくいという利点があります。
特に東南は家庭運や美容運にも良いとされるため、積極的に採用したい方位です。
鬼門・裏鬼門との関係と注意点
風水で避けるべき配置として有名なのが「鬼門(北東)」と「裏鬼門(南西)」です。
これらの方角にお風呂やトイレなどの水回りを配置すると、家庭運や健康運が低下しやすくなると考えられています。
やむを得ず鬼門に配置する場合は、換気や観葉植物などによる対処が必須です。
陰陽五行説について
風水と密接な関係がある、「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」について知っていると、この記事をより理解することができます。
これは中国の古代思想で、宇宙の法則、自然界と人間の関係を説明するための理論で、大きく分けて「陰陽」と「五行」の要素に基づいています。そのうちの「五行」についてご説明します。
「木(もく) 、火(か) 、土(ど) 、金(きん) 、水(すい)」の関連性については、人間関係や日常生活の意外な場面で繋がっているので、ぜひ読んでみてくださいね!
陰陽五行説「木、火、土、金、水」の特徴〜相生(そうしょう)〜
こちらは良い関係(メリット)についてです。
木が燃えて火を生じ、火が燃えたあとは土が生じ、土からなる山には鉱物(金)が生じ、金は水を生じ、水は木を成長させる、というように、順番に相手を強め、生む影響をもたらしお互いに助け合う関係を築いています。
陰陽五行説「木、火、土、金、水」の特徴〜相剋(そうこく)〜
こちらは悪い関係(デメリット)についてです。
木は土の養分を奪って抑制し、火の熱は金を溶かして抑制し、土は水をせき止めて抑制し、金は刃物として木を切り倒して抑制し、水は火を消して抑制するという、お互いが対立し合って運気を低げる関係となっています。
陰陽五行説は「色や季節や方角」に関係がある?
五行説とは、すべての物事が5つの元素から成り立ち、それらの元素が特定の法則に従って影響し合い、変化と循環を繰り返すという考え方です。
色や季節や方角など自然に関することから、政治や経済、また医学など、生活に関することにも用いられるようになりました。
そして余談ですが、五臓では、肝は木、心は火、脾は土、肺は金、腎は水とつながっています。
以上のように風水が深い関わりのある「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」を知っていることで、周囲の環境が変わり、運気アップにもつながっていくのです。
どうしてもお風呂を真ん中に配置したい場合の対策
すでにお風呂が中央にある住宅に住んでいる場合、間取りを変更するのは簡単ではありません。
しかし、風水的な凶作用を軽減する対策はしっかりと存在します。
実際に取り入れやすい方法をご紹介します。
換気と照明で「気の滞り」を防ぐ
まず基本となるのが換気の徹底です。
常に空気を循環させることで、湿気による悪い気の滞留を防ぐことができます。
また、明るい照明や間接照明を使って暗くなりがちな中央の空間に「陽の気」を取り入れるのも効果的です。
観葉植物や風水アイテムでバランスをとる方法
風水では「水」の気を「木」の気で中和できると考えられています。
そのため、お風呂周りに観葉植物を置いたり、緑のマットやタオルを取り入れることで、エネルギーバランスを整えることができます。

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盛り塩や水晶、風水アイテムなどの配置も、空間の浄化に有効です。

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お風呂が真ん中の間取りと風水に関するまとめ
お風呂を真ん中に配置する間取りは、風水的には「凶相」とされます。
しかし、完全に避けられない場合でも対策を講じることで運気の低下を抑えることは可能です。
風水の原則を尊重しつつ、現代の住まいに合った工夫を取り入れることで、心地よく運気の良い暮らしを目指していきましょう。
- 家の中心は風水で最重要の「太極」
- お風呂などの水回りは中心に配置すると凶相
- 湿気や悪臭で気の流れが乱れるリスク
- 健康運・家庭運・金運など多方面に影響
- 中心に配置された場合は換気と掃除が鍵
- 観葉植物や風水アイテムで気のバランスを調整
- 理想は東南や北西などの通気の良い方角
- 対策次第で凶作用は軽減できる
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