風水では、空間に流れる気は、日々の暮らし方や住まいの状態によって少しずつ変わると考えられています。
そのため、特別な開運アイテムを取り入れることよりも先に、不要なものを減らし、清潔で心地よい環境を整えることが大切だとされています。
中でも見直しやすいのが、キッチンや洗面所、浴室といった水回りです。
水回りは毎日使う場所である一方、細かな日用品や消耗品、ストック品が集まりやすく、気づかないうちに不要品が増えてしまいやすい場所でもあります。
使っていないもの、古くなったもの、傷んだものが増えると、見た目が雑然とするだけでなく、掃除がしにくくなったり、必要なものが見つかりにくくなったりして、暮らし全体に小さなストレスが積み重なりやすくなります。
この記事では、風水で捨てると運気が上がるとされるものを水回り中心に整理しながら、どのような基準で見直すとよいのか、そして断捨離を無理なく続けるコツまで、わかりやすく解説していきます。
- 風水で見直したい不要品の基準
- 水回りに物がたまりやすい理由と整え方
- 断捨離を無理なく続けるためのコツ
風水で捨てると運気が上がるものは「古い・使っていない・傷んでいる」もの
風水において、運気を整える基本は、空間の巡りを良くすることです。
そのためには、今の暮らしに合っていないものをため込まないことが大切になります。
特に見直したいのが、「古いもの」「使っていないもの」「傷んでいるもの」です。
こうしたものは、一つひとつを見ると小さな存在に思えても、積み重なることで空間全体を重たく感じさせます。
また、不要品が増えると、必要なものまで埋もれてしまい、家事や身支度の流れが悪くなることもあります。
風水でいう運気の流れとは、日常の使いやすさや心地よさとも深くつながっています。
だからこそ、片付けは単なる整理整頓ではなく、暮らしを整えるための大切な見直しといえます。
水回りに置きっぱなしの古い日用品に注意
水回りには、毎日使うものが多く集まります。
その分、使いかけの洗剤、古い歯ブラシ、開封したまま長く置いてある化粧品、詰め替え用の空袋、いつか使おうと思って残してある試供品などが増えやすくなります。
どれも一つでは大きな邪魔に見えなくても、積み重なると収納に余裕がなくなり、見た目も雑多になりやすくなります。
特に水回りは、湿気や水気の影響を受けやすいため、不要なものが多いほど掃除が行き届きにくくなり、清潔感も損なわれがちです。
古い日用品が残っていないかを見直すだけでも、空間の印象はかなり変わります。
欠けた食器や傷んだ雑貨は気持ちの面でも負担になりやすい
欠けた食器やひびの入ったマグカップ、ゆがんだ保存容器、色あせや傷みが目立つ収納用品などは、つい「まだ使える」と思って残しがちです。
けれども、毎日手に取るものの状態が悪いと、無意識のうちに小さな違和感や不便さを感じやすくなります。
風水では、身の回りのものの状態を整えることも、住まいの気を整える一つの考え方です。
見た目の傷みが気になっていたものは、役目を終えたものとして手放すことで、空間にも気持ちにも余白が生まれやすくなります。
今の暮らしに合わないものを減らすことが第一歩
不要品というと、壊れたものや明らかなゴミだけを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、実際には「使えるけれど使っていないもの」も、暮らしを重たくする原因になりやすいです。
たとえば、昔よく使っていた便利グッズ、好みが変わって使わなくなった雑貨、何となく置いてある予備のボトル類などです。
今の生活の中で出番がないものが増えると、必要なものを取り出すたびに手間がかかり、片付ける気力も失いやすくなります。
風水で捨てると運気が上がるものとは、特別な基準のものではなく、今の暮らしに合っていないものともいえます。
なぜ水回りの断捨離が風水で大切とされるのか?

住まいの中でも、水回りは特に生活感が出やすい場所です。
キッチン、洗面所、浴室は、毎日何度も使う場所であり、汚れや湿気、消耗品の入れ替わりが起きやすい空間でもあります。
そのため、片付けを後回しにすると、すぐに雑然とした印象になりやすいのが特徴です。
風水では、水は流れや巡りを象徴する存在として考えられることがあります。
だからこそ、水回りが整っているかどうかは、住まい全体の印象にも影響しやすいと考えられています。
実際にも、水回りが整うと掃除がしやすくなり、朝の支度や料理、入浴といった日常の流れもスムーズになります。
暮らしやすさが増すことで気持ちにもゆとりが生まれ、それが結果として、住まい全体の心地よさにつながっていきます。
水回りは不要品がたまりやすい場所だからこそ見直しやすい
水回りには、サイズの小さいものが多く集まります。
洗面所なら化粧品やヘアケア用品、キッチンなら保存容器や調味料、浴室ならボトル類や掃除道具などです。
小さなものは管理しやすいようでいて、気づけば数が増えやすく、収納の中で埋もれてしまうことがあります。
だからこそ、水回りは断捨離の効果を感じやすい場所でもあります。
少し見直しただけでも見た目がすっきりしやすく、使いやすさの変化も実感しやすいのが特徴です。
空間が整うと掃除や家事の負担も軽くなりやすい
ものが多い場所は、それだけ掃除の手間も増えます。
物をどかしながら拭く必要があったり、奥にしまったものが取り出しにくかったりすると、片付けが面倒に感じやすくなります。
一方で、必要なものだけが収まっている空間は、日々の手入れがぐっと楽になります。
風水では清潔さが大切だとよくいわれますが、それは見た目の美しさだけでなく、無理なく清潔を保てる仕組みづくりとも関係しています。
断捨離によって掃除しやすい環境をつくることは、結果的に整った空間を長く保つことにつながります。
場所別に見直したい水回りの不要品
不要品を見直すときは、家全体を一気に片付けようとせず、場所ごとに分けて考えると進めやすくなります。
ここでは、キッチン、洗面所、浴室の3か所に分けて、見直したいものを整理していきます。
キッチンで増えやすい保存容器や使っていない調理道具
キッチンは、家の中でも物が増えやすい場所の一つです。
特に多くなりがちなのが、保存容器、使っていないお弁当箱、ふたの合わないタッパー、何本もある菜箸やスプーン、長く使っていない調理道具などです。
さらに、賞味期限の切れた食品や、ほとんど使っていない調味料、使う予定のない紙袋や空き瓶などもたまりやすいものです。
キッチンは食に関わる場所だからこそ、清潔感と取り出しやすさが大切です。
ものが多すぎると、料理の動線が悪くなり、日々の支度も億劫になりやすくなります。
まずは「今使っているもの」と「ほとんど使っていないもの」を分けるだけでも、かなり整理しやすくなります。
洗面所でたまりやすい試供品や古いスキンケア用品
洗面所は収納が限られていることが多い反面、置きたいものが多い場所でもあります。
スキンケア用品、ヘアケア用品、整髪料、メイク用品、歯ブラシの予備、洗剤類、タオル類など、日常的に使うものが集中しやすいからです。

そのため、いつの間にか試供品が増えていたり、使い切れなかったボトルが何本も残っていたり、古い化粧品が引き出しの奥にしまわれたままになっていたりします。
今後も使う見込みがあるか、開封してから長く経っていないか、同じ用途のものが重複していないかを確認すると、必要なものが見えやすくなります。
洗面所は朝と夜に必ず使う場所だからこそ、整っていると一日の始まりと終わりが気持ちよくなります。
浴室に置きがちな空ボトルや使わない掃除用品
浴室では、シャンプーやボディソープの空ボトル、中身が少しだけ残ったままの詰め替え容器、古いバススポンジ、使わない入浴グッズなどが残りやすくなります。

浴室は湿気がこもりやすいため、不要なものが多いほどぬめりやカビの原因にもつながりやすくなります。
また、床や棚にものが多いと掃除がしにくくなり、結果的に清潔な状態を保つのが難しくなります。
毎日使う場所だからこそ、本当に必要なものだけを置く意識が大切です。
ボトル類を減らして床や棚の面積を広く保つだけでも、浴室はすっきりして見えやすくなります。
風水で見直したい「捨てるか迷うもの」の考え方
断捨離をしていると、明らかなゴミはすぐに手放せても、「まだ使える」「高かった」「もったいない」と感じるものは迷いやすいものです。
この迷いがあると、片付けが途中で止まりやすくなります。
そこで大切なのは、使えるかどうかだけではなく、今の暮らしの中で役立っているかを基準に考えることです。
使えるかどうかより、今使っているかで考える
たとえば、保存容器やマグカップ、洗剤や掃除用品などは、使える状態であっても、実際には長く使っていないことがあります。
このような場合、「壊れていないから残す」ではなく、「今の生活で本当に使っているか」で考えると判断しやすくなります。
使っていないものが多いと、収納の中で必要なものまで見つけにくくなってしまいます。
日常で迷わず手に取るものこそ、今の自分に必要なものといえます。
もったいない気持ちは、使い切る仕組みに変えていく
未使用の洗剤や試供品、いただきものの日用品などは、捨てるのに抵抗を感じやすいかもしれません。
そうしたときは、すぐに手放すだけでなく、「先に使い切る」「数を絞って管理する」といった方法も役立ちます。
たとえば、試供品は一つのケースにまとめて、一定期間で使い切るようにするだけでも、増えすぎを防ぎやすくなります。
風水は、何でも捨てることが目的ではなく、暮らしに合う量へ整えることが大切です。
高かったものほど、今の自分に必要かを冷静に見る
高価だったキッチングッズや、思い切って買った収納用品ほど、使っていなくても手放しにくいものです。
けれども、今の暮らしで役立っていないものを持ち続けることは、空間だけでなく気持ちの面でも負担になることがあります。
購入時の価値ではなく、今の価値で考えてみると、判断しやすくなります。
手放すことに迷いがあるものほど、一度収納の外に出して眺めてみると、自分の本音が見えやすくなります。
断捨離を続けやすくするコツ
不要品を減らしたいと思っていても、一度で完璧に片付けようとすると疲れてしまい、続かなくなりやすいものです。
水回りの断捨離は、短時間で少しずつ進める方が、結果として長続きしやすくなります。
一度に全部やろうとせず小さな範囲から始める
おすすめなのは、洗面台の引き出し一つ、キッチンの棚一段、浴室のラック一か所など、範囲を小さく区切ることです。
範囲を決めると、何から始めればよいか迷いにくくなり、達成感も得やすくなります。
特に水回りは、少し整えるだけでも見た目が変わりやすいので、やる気につながりやすい場所です。
捨てる基準をあらかじめ決めておく
片付けの途中で迷いすぎないためには、自分なりの基準を持っておくことが大切です。
たとえば、「半年以上使っていないもの」「同じ用途のものが複数あるもの」「傷みが目立つもの」「存在を忘れていたもの」などです。
基準がはっきりしていると、その場の気分に左右されにくくなり、判断が進みやすくなります。
収納を増やす前に持ち物の量を見直す
片付けようと思うと、先に収納用品を買いたくなることがあります。
しかし、収納を増やしても、持ち物そのものが多いままだと、再び詰め込みやすくなります。
まずは不要品を減らし、今ある収納に収まる量に整えることを意識すると、すっきりした状態を維持しやすくなります。
収納の工夫は、その後でも十分に間に合います。
定期的に見直す日を決めると散らかりにくい
一度片付けても、日用品や消耗品は日々増減するため、時間がたつと少しずつ乱れやすくなります。
そこで、月に一度だけでも見直す日を決めておくと、不要品がたまりにくくなります。
大がかりな断捨離でなくても、ストックの確認や古いものの入れ替えを習慣にするだけで、整った状態を保ちやすくなります。
ものを減らした後に意識したい、水回りを整えて保つ工夫
断捨離は、捨てることだけで終わりではありません。
必要なものだけが残った後に、使いやすく戻しやすい状態をつくることで、すっきりした空間を保ちやすくなります。
出しっぱなしを減らして掃除しやすい状態にする
洗面台やキッチンの作業台、浴室の棚の上にものが並びすぎていると、それだけで雑然と見えやすくなります。
必要なものだけを厳選し、できるだけ面を広く見せるようにすると、清潔感のある印象になりやすいです。
また、出しっぱなしが少ないほど拭き掃除も簡単になるため、きれいな状態を維持しやすくなります。
ストックは「置ける分だけ」と決めておく
水回りで物が増えやすい大きな理由の一つが、ストック品の持ちすぎです。
安いときにまとめ買いした洗剤や詰め替え用品、使う予定のあるタオル類なども、量が多すぎると収納を圧迫します。
そこで、「このケースに入る分だけ」「この棚の一段分だけ」と上限を決めておくと、増えすぎを防ぎやすくなります。

風水の面でも、必要な分がきちんと管理されている状態は、整った印象につながります。
明るさと清潔感を意識すると空間が整いやすい
水回りは、ものを減らすだけでなく、見た目の清潔感も大切です。
白や淡い色を基調にしたタオルや収納用品を選んだり、汚れや水はねをこまめに拭いたりするだけでも、空間全体の印象は変わります。
明るく清潔感のある水回りは、毎日使うたびに気持ちが整いやすく、暮らし全体にも落ち着きを与えてくれます。
陰陽五行説について
風水と密接な関係がある、「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」について知っていると、この記事をより理解することができます。
これは中国の古代思想で、宇宙の法則、自然界と人間の関係を説明するための理論で、大きく分けて「陰陽」と「五行」の要素に基づいています。そのうちの「五行」についてご説明します。
「木(もく) 、火(か) 、土(ど) 、金(きん) 、水(すい)」の関連性については、人間関係や日常生活の意外な場面で繋がっているので、ぜひ読んでみてくださいね!
陰陽五行説「木、火、土、金、水」の特徴〜相生(そうしょう)〜
こちらは良い関係(メリット)についてです。
木が燃えて火を生じ、火が燃えたあとは土が生じ、土からなる山には鉱物(金)が生じ、金は水を生じ、水は木を成長させる、というように、順番に相手を強め、生む影響をもたらしお互いに助け合う関係を築いています。
陰陽五行説「木、火、土、金、水」の特徴〜相剋(そうこく)〜
こちらは悪い関係(デメリット)についてです。
木は土の養分を奪って抑制し、火の熱は金を溶かして抑制し、土は水をせき止めて抑制し、金は刃物として木を切り倒して抑制し、水は火を消して抑制するという、お互いが対立し合って運気を低げる関係となっています。
陰陽五行説は「色や季節や方角」に関係がある?
五行説とは、すべての物事が5つの元素から成り立ち、それらの元素が特定の法則に従って影響し合い、変化と循環を繰り返すという考え方です。
色や季節や方角など自然に関することから、政治や経済、また医学など、生活に関することにも用いられるようになりました。
そして余談ですが、五臓では、肝は木、心は火、脾は土、肺は金、腎は水とつながっています。
以上のように風水が深い関わりのある「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」を知っていることで、周囲の環境が変わり、運気アップにもつながっていくのです。
風水で捨てると運気が上がるものを見直すことは、暮らしを整えることにつながる
風水で捨てると運気が上がるものといっても、特別な知識がなければできないことではありません。
古いもの、使っていないもの、傷んでいるものを少しずつ見直し、今の自分にとって必要なものだけを残していくことが基本です。
特に水回りは、毎日の使いやすさや清潔感がそのまま暮らしの快適さにつながる場所です。
不要品を減らすことで、掃除がしやすくなり、必要なものがすぐ見つかり、見た目にもすっきりとした印象になります。
その積み重ねが、結果として心地よい住まいづくりや、気持ちのゆとりにつながっていきます。
まずは洗面所の引き出し一つ、キッチンの棚一段、浴室のボトル類だけなど、小さなところから見直してみてはいかがでしょうか?
無理なく続けられる範囲で整えていくことが、暮らしにも風水にもなじみやすい方法です。
風水で捨てると運気が上がるものとは?まとめ
不要なものを減らし、清潔で心地よい環境を整えることが生活していく上で大切ですね。
毎日少しずつ気づいたところから掃除や片付けをしていくと、使い勝手の良い水回りに改善されていきます。
ぜひ以下のことを意識しながら、改善していってくださいね。きっと理想の水回りに変化していくでしょう。
- 風水では、古いもの、使っていないもの、傷んでいるものをため込まないことが大切
- 水回りは不要品が増えやすく、断捨離の効果を実感しやすい場所
- キッチン、洗面所、浴室ごとに分けて見直すと進めやすい
- 使えるかどうかではなく、今の暮らしで使っているかを基準にすると判断しやすい
- 一度に全部片付けようとせず、小さな範囲から始めると続けやすい
- ものを減らした後は、出しっぱなしを減らし、掃除しやすい状態を保つことが大切
なお、水回り全体の不要品を風水の視点から見直したい方は、風水で運気を下げる不要品とは?水回りから始める断捨離で暮らしを整える方法もあわせてご覧ください。
また今一度、以下についてもチェックしてみてくださいね。
- 風水では、古い・使っていない・傷んだものの見直しが基本
- 水回りは不要品がたまりやすく、断捨離の効果も実感しやすい場所
- キッチン・洗面所・浴室ごとに分けると整理が進めやすい
- 捨てるか迷ったら、使えるかより今使っているかで判断
- 小さな範囲から始めると、無理なく片付けを続けやすい
- 物を減らした後は、掃除しやすく清潔な状態を保つことが大切
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